昭和35年(1960)40歳
1月5日~17日 第11回朝日秀作美術展(日本橋三越)に《岩の石仏》が選抜出品される。
2月26日~3月27日 日本画の新世代(国立近代美術館)に《落葉》《岩の石仏》《山腹の石仏》《北浦》が出品される。
4月19日~24日 第15回春季展に《樹間》を出品、奨励賞を受賞する。
9月1日~20日 第43回院展に《北の海》を出品、日本美術院賞、大観賞を受賞する。
9月 日本美術院同人に推挙される。
この頃、奥村土牛に請われ、土牛門下生の指導を行なう(昭和36年土牛門下の塩出英雄が同人になるまで続けられた)。
【その他の制作】4月《梅林》第9回五都展(五都美術商連合会)/1月《れもん》樹氷会日本画展(大丸東京店)/1月《清風》院展受賞者日本画展(銀座松坂屋)/2月《梅林》此花シリーズ第1回展一梅-(此花画
廊)/3月《ドッコ沼》第3回好流会展(ギャラリー創苑)/4月《清風》呪雲会日本画展(上野松坂屋)/4月《山》空・野・山の会展(壷中居)/4月《石楠花》百合会日本画展(文垂春秋画廊)/5月《磯》翌槍会日本画
展(一哉堂画廊)/5月《北浦》第1回丹耀会展(伊勢丹)/6月《波涛》
第1回洗々会展(上野松坂屋)/7月《朝の海》第1回清遊会展(京橋中央公論画廊)/9月《農》青嵐会日本画展(松坂屋)/9月《波涛》第1回北光会展(春風堂画廊)/9月《朝風》清香会展(銀座松坂屋)/9月《朝風》第2回九月会展(渋谷東横)/10月《穂高》第2回新高会展(大丸)/11月《北浦》丁亥会展(上野松坂屋)/11月《鶏頭》《穂高》第2回野火5月10日~30日 第8回日本国際美術展(東京都美術館)に《舟 付》を招待出品する。 5月~6月 ヨーロッパとエジプトなどに取材旅行を行なう。 9月1日~20日 第50回院展に《島灯》を出品する。この作品は、 第1回山種美術財団賞を受賞し、翌年2月、文部科学省買上げとなる。 9月7日~17日 院展芸術の歩み展一戦後(朝日新聞社・銀座松 坂屋)に《岩の石仏》(第44回院展出品作)が出品される。 【その他の制作】3月《朝富士》第14回五都展(五都
美術商連合会)/6 月《岬》燦人会展(春風洞画廊)/9月〈岬》院展同人展(銀座松坂屋)/ 9月《波涛》九品庵記念中堅展(西村画廊)/9月《磯風》橙貴会展(粟 津画廊)/10月《岳》第8回新晴会展(東洋美術館画廊)/10月《樹間》 第1回飛鳥会展(孔雀画廊)/10月《谷間》華計会展
(春風洞画廊)/ 10月〈吹割の滴》第7回野火会展(兼素洞)/11月《富士》第1回悠々会 展(一哉堂画廊)